接客の場から離れる時間が多くなったので、
今回、接客は利休に学べから接客についてもう一度学んでみようと思い、手に取りました。
レゾナンスリーティングで20分で読書をし、今回、売上の上がる接客について学ばせていただきました。
接客は利休に学べの著者小早川護さんとは
接客は利休に学べの著者早川護(まもる)さんとは2017年に経営者の会でご縁をいただきました。
いつも和服を着て、クールなお顔をされていらっしゃいますが、
お知り合いの人とお話しされるときは、柔らかな表情をされていらっしゃいます。
とても人脈があり、いつも、周りに人が集まってくる
そんな人望も厚い早川護さんです。
そんな早川護さんがなぜ、今回、接客に関しての著書を出版されたのかが気になり、
経歴を調べてみました。
大学卒業後に小売店や飲食店の対面接客、営業職などに携わっていたのがきっかけのようです。
その時の「接客・もてなし」の現場で常識とされてきた接客マナーに強い疑問を抱き、茶道の研究スタート。
どんどん茶道の研究を重ねに重ね、
2011年には茶道のマネジメント研究から修士号を獲得されてます。
裏千家茶道の師範、そして若手の茶人としても活躍しており、現在社中内の弟子数は100名近くいらっしゃるとか。
この経験を生かし、
茶道の哲学を軸とした「おもてなし経営」のコンサルティングを行っている経験を生かして今回著書を出版されていらっしゃいます。
接客は売上アップに必要な方法なのでしょうか?
接客は利休に学べから学んだ言葉でとても印象的だったのは、
接客は短期的に見れば、売上に貢献しない
接客を長期的に見れば大きな利益を生み出す
この言葉を聞いて、
昔、某ブランドショップで働いていた時のことを思い出しました。
「娘に初めてのブランドのバッグはここだと決めていたの」
お嬢様へのプレゼントということで
いくつか紹介させていただきました。結局、その日は購入されず、帰って行きました。
私がその日もいることに気がついてくれて、
私の方へ声をかけてくれました。そして、「あの時に提案してくれた鞄にしようと思うの」
その鞄を購入してくださいました。
もし、最初の時に
私の接客力が悪かったり、
お客様との相性が悪く、素敵な提案や接客ができなかったらもしかしたら、
他の店舗の同じブランドのお店か
他のブランド店で購入されたのかもしれません。
今回、気に入ってくださり購入してくれたので、
次回は、お嬢様ご自身で購入されることもあるかもしれません。
長期的に見れば大きな利益を生み出すという
このメッセージはとても私にとって納得できる一言でした。
どのくらいの利益が見込めるかをちゃんと数字で伝えておくというものでした。
いくつかのパターン別に
提案するお料理を覚えてもらっておくというものでした。
マクドナルドから学んでいました。マクドナルドは
プラス1のオススメトークを
マニュアルに盛り込んでいます。なので、
いつでもそのプラス1の一言が
考えずに出てくるのです。
売上あげていました。
お客様に
「オススメはなんですか?」なんて聞かれることはないのですが、
お客様がお料理を選ぶ時に
スタッフの人に
「オススメはなんですか?」と聞くのですから
必ず利益アップはできるようになりますよね。
そのベースであるおもてなしをする心は、変わらないのです。だからこそ
接客をする人は、人間力を磨くことも
忘れてはいけない。そして、自分にもらったギフトである
個性も大切にしないと。改めて接客は利休に学べから
接客の大切さについて再認識をいたしました。
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